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  • 2017_08

時計作りのジョニーと実在の接点

フィクションの設定が現実の史実に重なってくるような物語は好きだ。

史実と物語が重なり合って想像が膨らむのが楽しい。

ところでこんな絵本がある。
 


昔、読んだ絵本。

主人公ジョニーがさまざまな困難を乗り越え大きな振り子時計を自分で作り上げる物語だ。

作者エドワード・アーディゾーニは1979年に亡くなったのでもう確認することが出来ないのだけど

もしかしたら、この主人公ジョニーは全くの想像上のキャラクターではないかもしれない。

ある実在の人物がいてその人物がジョニーのモデルになったということも考えられる。

僕はひそかにその人物はジョン・ハリソンというイギリスの時計職人ではないかと思っている。

ハッキリとした根拠はないがいくつかの薄い根拠はある。

下に挙げてみると

エドワード・アーディゾーニがイギリス人であること、

ジョンの愛称の一つにジョニーがあること

物語のジョニーの境遇とジョン・ハリソンの境遇には類似する部分があること。

それだけなんだけど

もしジョニーのモデルがジョン・ハリソンだったらと思うと想像が膨らみワクワクする。

だってもしジョニーがジョン・ハリソンならジョニーは後に大航海時代のカギを握るキーパーソンになるから。

ジョニーのモデルかもしれないジョン・ハリソンはなにをした人物なのか。

ジョン・ハリソンはクロノメーターを初めて制作した人だ。

クロノメーターというのは船の揺れや温度の変化にも影響されない高精度の時計の事。

当時、大航海時代に入って海難事故が相次ぐようになった。

海難事故を防ぐためには現在地の正確な位置情報が不可欠だった。

それで当時のイギリス議会は正確な位置を測定する方法を開発した者に懸賞金を出すことにした。

最初ニュートンやハレーたちが測定方法を編み出したんだけどそれにはあるものが必要だった。

それが海の上のどんな状況でも正確に時間を刻む時計。

でもそんなものは当時、どこにもなくて、つまり正確な位置を測定することは不可能だった。

そこへ現れたのがジョン・ハリソンだった。

彼が苦心の末に作成した時計 H4 は61日間の航海実験で45秒の遅れしか出さなかった。

そこでイギリス政府はハリソンに20000ポンドの懸賞金を支払うことを公表した。

しかし実際に払われたのは3000ポンドだけだった。

なぜか、それはジョン・ハリソンが庶民出身だったから。

議会には庶民出身であることを嫌悪する人も少なくなかった。

で、これに激怒したのが当時の国王ジョージ3世。

「懸賞金は功績に対して送られるもので身分に対して送られるものではない」

ということで当時完成した改良型の H5 を国王臨席でもう一度実験することになった。

結果は一日に僅か0.07秒しか誤差がない事が認められて無事、懸賞金が支払われた。

このジョンハリソンの開発した時計は クロノメーターと呼ばれた。

クロノメーターによって正確な位置計測が可能になり海難事故は減っていった。



ジョニーのモデルが本当にジョン・ハリソンかどうかはわからない。

ジョニーにモデルがいたのかどうかも今はわからない。

ただ小さな物語の裏にはもっと大きい物語が広がっていたりするのかもしれない。

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