生徒会部ブログ

放送大学熊本学習センターの若者互助サークル生徒会部です よろしくね

  • 2017_06
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2017_08

星と宇宙のコラム1「宇宙人の自由研究」

ネリリ……キルル……ハララ……
ネリリ……キルル……ハララ……

宇宙人A『ハローハロー。聞こえるかい? 僕達の星以外にもついに生命のいる星を発見したよ』
宇宙人B『へえ、やっとかい? で、どのあたりに見つけたのかな?』 
宇宙人A『距離6500万光年。座標はE3M27X2 五次元GPSで確認してくれ』
宇宙人B『それで? 異星人はどんな生活をしているんだい?』
宇宙人A『スペクトルから判断するに炭素生命ばかりだね。星の主成分は窒素と酸素で、酸素でガス交換をしているよ。二酸化炭素を吐き出してる』
宇宙人B『そういうことを聞いてるんじゃないよ。恋の一つでもしているのかい? ってことさ。まあいいや、場所が分かったのなら、ワームホールから直接探査機を送り込んでみたらどうだい? 距離からして光学探査機の情報なんてアテにならないだろ?』
宇宙人A『まあ、ちょっと落ち着けよ。その星に接近する小惑星を今発見したんだ。衝突コースだ』
宇宙人B『おおっと! なんだって! 熱烈なラブシーンを見せてくれるのは生命のほうじゃなくって、星の方だってかい? そいつぁいい』
宇宙人A『君は落ちる隕石のことよりも、落ちるかもしれない単位の心配をしろよ。しっかり記録してくれ。さあ……衝突するぞ。映像を拡大するよ……3……2……1……』



……


 
……




 地球上のあらゆる生命は光の反射によってモノを見ます。僕達が見ている景色の全ては、眼の中に飛び込んできた光によって形作られているのです。つまり光が無ければ人にとってこの世は無色透明、あるいは暗黒です。

 みなさんは光の速さがどれくらいかをご存知でしょうか?

 ではまず、もし光の速度が時速1cmだとしたらどうなるかを考えて見ましょう。
 20cm程の距離をはさんで教科書を読んでいる自分の姿を思い浮かべてください。教科書から反射した光が眼に届くのは20時間後。20時間たたないと本の内容は眼の中に入り込んでこないのです。それどころか持ってる感触はあるのに、見えないし映らない。しかも時速1cmよりも早く教科書から遠ざかったらいつまでたっても、光は届かず姿は映らない、だから光が届くまでじっと、待っている必要があります。そんなに長く教科書をもって座ってなんていられないですよね。ただでさえ苦痛な勉強がより苦痛になってしまいます。

 しかし現実にはこのようなことは起こりえません。
 いえ、起こってはいるのです。ですが実際の光の速さは秒速30万kmとあまりにも早いので、日常生活の中でのタイムラグはごくごくわずか。0.0000…0001秒と言った程度の誤差にしかならず、そのタイムラグを感じることなどありえないのです。一刻堂の「声が、おくれて、きこえて、くるよ」の視覚版のような現象はおこらない、ということ。

 でも、実はそのタイムラグを感じさせてくれる場所は私達の身近にあるのです。
 それは夜空。
 星の光は私達の日常の常識を打ち破る存在なのです。
 
 夜空に浮かぶ星星はどれも、何千光年、何万光年の向こう側にある星ばかり。
 その星から放たれた光を私達が見るのは1000年後や10000年後。
 近くにある月でさえもその光が私達の目に届くには1.3秒ほどの時間がかかります。
 太陽の光は8秒ほど。
 私達は星を見るとき「星の過去の姿」を見ているのです。
 


 さて、冒頭で紹介した宇宙人達のやりとりをもう一度見てみましょう。
 6500万光年向こうにある星とは、そう私達の住む惑星「地球のことです」
 そして6500万光年の向こうから光学(光)によって観測した、ということは、彼らは6500万年前の地球を見ていた、ということになります。
 6500万年前……それはちょうど白亜紀後期。
 彼らが見ていたのはこんな景色だったのかもしれません……。

 夜空に瞬く光は星の記憶。
 私達の瞳の中、まばゆく輝く星のいくつかは、本当はすでに存在しない星なのかもしれません。

 数十億年後の未来、赤色巨星になった太陽に飲み込まれて、地球もその命を終えるでしょう。
 ですが、地球がなくなった後も、数十億光年向こうの銀河、未知の惑星に住む生命が、地球を発見した時。
 生きた我々の姿をその眼で見ることになるかも……しれませんねw

 昔は昔、今は今、とは言いますが……広大な宇宙の中では過去の恥は掻き捨てならず。
 恥ずかしい出来事、隠し事……遠い未来に遠い場所から地球を観測した宇宙人に発見されてしまわぬように、皆さん、ゆめゆめおきをつけて、清く正しい生活を……。



 というわけで、今回からイベントまでの間、次回プラネタリウム鑑賞会にまつわるコラムを更新していこうと思います。
 実は宇宙人が見ていた「6500万年前の地球」もちょっとだけイベントに関わっていたりするとかしないとか……。

 その答えは次回のコラムで……。


(記事担当:部長)
  1. [ edit ]
  2. イベントコラム
  3. / トラックバック:0
  4. / コメント:1

  1. 2014/07/08(火) 22:18:21 |
  2. URL |
  3. 部長
  4. [ 編集 ]
ちなみに光速超えたらどうなるの? 光の速さで走るロケットから加速をつけて光速のビームを打ったり、光速で遠ざかりながら、光速を観測したらどうなるの? みたいな質問は相対性理論の説明しないといけなくなるので、割愛。

 管理者にだけ表示を許可する
 

プロフィール

openuni

Author:openuni
放送大学熊本学習センター若者サークルです。
いつでも遊びに来てください。
参加待ってます。
どうぞよろしく。

最新トラックバック

twitter

生徒会部公式

FC2掲示板

« 2017 07  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム


pagetop